会社を退職後すぐに九州を離れ、東京に戻り転職活動を開始しました。
退職直後は、まあ一応緩解期かな?といえるほど。
便の回数も日によってまちまちですが、多くても5~6回って感じだったかな。
で、ある日、図書館で「甲田療法」の本を見つけました。
甲田療法とは、甲田光雄医師が考え出された健康法で
具体的には、「断食&生菜食」「温冷浴」「西式健康法の運動」
(西勝造先生が考え出した)を行う健康法です。
詳しくは、こちらのページに載っています。
http://www.nishikai.net/japan/koda/index.html
甲田先生の本は何冊か読みましたが、お勧めの書籍はこちら。
ぜひ、一冊は読まれることをお勧め致します。
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甲田先生は今年亡くなられたそうです。
本でのみしかご縁がありませんでしたが、
医者の立場でありながら、薬に頼らない治療方法を
実践され、様々なバッシングなどがあったのではないかと思われます。
本からですが、生きていくうえで真に健康になる、ためになることを
ご教授くださり本当に感謝しています。
ご冥福をお祈りいたします。
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解毒である午前中は胃腸に食べ物を入れないということで、
朝食は中止し、一日二食にしました。
食事は、玄米粉と水で作った玄米クリームと豆腐と
ジューサーで作った野菜ジュースを飲みます。
風呂場では温冷浴を毎日やりました。
木枕も買ってもらいました。
金魚運動等などやりました。
しかし、残念ながら面倒くさがりな自分には長続きしませんでした。(あらら…)
また、西式運動の中の背腹運動がなかなかうまくできません(どうも苦手なのだ)。
そして、空気浴療法というのもあるのですが、空気浴療法用のCDを買ったのですが、
一日坊主で全然やりませんでした(^_^ゞ
これはかなり妻に怒られました。
たぶん、しっかり正しくやっていたら体の状態が良くなっていたのかもしれません。
(え?体験レポートになってないぞ!って怒られそうである。すんません。)
当時、食事だけは妻が毎日作ってくれるおかげで続いたのですが、
私の場合は、実はだんだん体が冷えていくのです。
(西式の運動をせず、食事のみに頼ったせいかもしれません。)
常識でいえば、水風呂と体を冷やす食物を食べているので、体は冷えて当然です。
書籍には、半年ぐらいは冷えるけど、その後は冷えがなくなると書かれているのですが
私の場合は冷えたままになってしまいました。。。
それから頑張って続けていた野菜ジュースに関しては、
新鮮な無農薬野菜をたくさん入手して野菜を洗って切ってジューサーで搾るという
手順で作る必要があるので、経済的にも大変で、作る側も大変な労力が必要でした。
(妻は野菜を洗うだけでも台所に1、2時間は立っていたそうです。)
この為、自分が会社勤めを再開した際に断念することになりました。
ただ、食べるということに対しての根本的な考え方、
例えば、上述したように朝食は胃腸の解毒の時間であるから食べないとか、
水分は解毒するためには必要で、午前中に集中的にとったほうが良いとか、
青汁、玄米粉など生食などの摂取などなど。それと週末できる時の断食もです。
これからもそれはずっとやり続けていくと思います。
さて転職の話に戻りますが、転職活動を開始するものの、
年齢が年齢ということもあって、
また転職活動というものを今だかつてしたことがなかったこともあって、
なかなか就職が決まらず、次の会社に入るのに5か月かかりました。
ようやく就職先が決まり、また頑張って働くぞ~というところで、あれっ?
また下痢がひどくなってきた~
どんどん症状が悪化してきたぞ????
症状悪化は内定が決まった頃からみたいです。
実は内定が決まってうれしいはずなのですが、
心の中ではイヤだと思っていたのです。
内定を辞退すればよかったのですが、貯金も減ってきて、早く妻を安心
させたいという気持ちも重なって、とりあえず入社することにしました。
入社後は自社勤務ではなく、IT要員派遣で顧客常駐先で仕事に従事する
スタイルになることは決まっていて、
自分のスキルや得意分野は伝えていたのですが、それとは似ても似つかぬ
ぜんぜん違う作業をする客先に無理やり出向させられました。
そういう理不尽な会社側の対応にも腹立たしく思い、また新たな開発言語を
覚えなければ…というプレッシャーもあり、症状がどんどん悪化していきます。
会社を休むところまではいかなかったですが、日々痩せていき体力が減っていくのが
自分でもわかります。
この頃の私の食生活は、甲田療法を厳守し(厳密にはちょっと違うかも)、
昼は持参したサンスター社の青汁缶(新鮮野菜ジュースの代わり)+酵素玄米おにぎり
夜は玄米クリーム+豆腐だけ
といった感じでした。
昔に比べて食事は粗食&少食に変えていましたが、症状はよくなっていきません。
ここで、食事を変えるだけではだめなんだ~!ということを思い知らされました。
私が日々憔悴していく姿に見かねた妻が、インターネットで懸命に調べてくれて数日後、
漢方で潰瘍性大腸炎の治療実績のある「昌平クリニック」なる存在を知りました。
http://www.d9.dion.ne.jp/~shohei-c/index.html
祈る思いで、さっそく電話で診察を予約し、
たまたま出向先に近かったので、昼休みを利用して通院することになりました。
(続く)
転職活動 ~甲田療法との出会い~
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