コーヒー溶液は、カフェコロンというコーヒー缶が売っているので、それで行うと簡単です。
しかし、1缶あたり300円弱とチトお高いので、もろ家計に響いてしまいます。
なので、カフェコロンは旅行時用にしており、普段自宅で行う場合は、自分で作ったコーヒー溶液で行っています。
作り方がこちらの本に載っています。
1.大さじ3杯のドリップ用に挽いたコーヒー豆を、約1リットルの沸かした湯に入れる
(もし飲料水にフッ素添加されている場合には、精製水を使うフィルター式浄水器を通した水でもよい)
2.コーヒー豆を入れた湯を鍋のフタをせずに3分沸かす。その後15分間は、フタをして弱火で煮る。
3.コーヒー溶液を目の細かい濾過器で漉してしてガラス容器に入れる。
または、目の粗い濾過器に、古くなった白いシーツの切れ端やTシャツの切れ端をかぶせて、漉し器として使ってもよい。漉した溶液が1リットルになるように湯を足し入れる(沸かしたり、漉したりしているうちに多少水分が減るため)
4.溶液が体温まで冷めたら、コーヒー溶液を直腸に注入できるように準備する。
これにならって、我が家でのコーヒー溶液の作り方を以下に記します。
◆準備する器具
1.お鍋
2.計量カップ
3.計量スプーン
4.コーヒー豆
5.フィルター
6.ドリッパー
7.ガラス瓶
以上7点です。それぞれ説明していきます。
1.お鍋
我が家では普段の調理も含めてシラルガンの鍋を使って作っていますが、ガラスセラミック製であれば鍋からの溶出物がないのでおすすめ。たとえばこんな商品。
2.計量カップ
特にこだわりはないですが、我が家ではこちらを使っています。
3.計量スプーン
特にこだわりはないですが、我が家ではこちらを使っています。
4.コーヒー豆
お尻から入れるので一応有機栽培のものを使っています。
うちではこちらからランダムに買ってます。
加藤珈琲店 フェアトレード有機栽培珈琲
UCC/UCCスーパーアロマ 有機栽培珈琲 220g
新・有機栽培珈琲豆100%使用コーヒーセット【送料無料】
5.フィルター
ミルカフェを使ってます。
6.ドリッパー
プラスティック製のものだと熱によってBPAが溶け出す可能性があります。我が家では、こちらを使っています。
BPAの危険性についてはここに詳しいことが載っています。
7.ガラス瓶
何でもいいですが、以前これを使ってました。
しかし床に落として割ってしまったので、今はこれ
ちょっとこだわりすぎてお高いものもありますが、まあ特に気にしなければ何でもいいかも。
◆コーヒー溶液の作り方
1.計量カップに水1リットルを入れて鍋に移します。
2.鍋フタをして水を沸騰させます。沸騰したら火を止めてコーヒー豆を大さじ3杯入れます。
3.フタを開けたまま3分間強火で煮ます。
4.3分経ったら火力をトロ火にして、フタをして15分煮ます。
5.火を止めたらおたまで掬ってフィルターで漉します。
どうです?簡単でしょ!
それでも面倒くさいお感じの方で金銭的に余裕がある場合はカフェコロンで。
なお、再燃期に入っている方は、コーヒーの代わりにカモミール茶で浣腸をすると刺激が少ないです(昔再燃していたときはこれで行ってました)
コーヒー浣腸には、いくつかのバリエーションがある。特に、腸の炎症、大腸炎、下痢、出血、腹痛がある場合には、通常のコーヒー溶液500mlとカモミール茶500mlを合わせたものを使用すると快適に行えるだろう。
このコーヒーとカモミール茶の組み合わせは、腸管を落ち着かせ、右記の症状を解消してくれる。
下痢がひどい場合は、コーヒーをやめてカモミール茶だけにするとよい。
通常は症状が消えるに従い、カモミール茶に50~100mlのコーヒー溶液を混ぜ合わせていき、
徐々に150~250mlと(いつもちょうどよいコーヒー量を調整して)患者が再びコーヒー溶液だけで浣腸ができるようになるまで、ゆるゆると割合を増やしていく。
カモミール茶の場合は、鍋に1リットルの水を沸騰させて、沸騰したら火を止めてカモミールの茶葉を大さじ3杯入れます。10分たったら、漉し器で漉してカモミール液を作ります。
カモミール茶はこちら(我が家で飲用としても常備しています)