今回は、妻との出会いについてアップしたいと思います。
発病以来、自分はこの持病のことがあるため、
結婚することはありえないと思っていました。
なぜなら、こんな病気持ちの自分と、先々絶対迷惑掛けることを承知の上で
一生共に歩んでくれる人がいるのだろうか?
それを考えると恋愛のチャンスがあっても、どうしても勇気が出なくて…。
そうこうしているうちに、私の年齢はすでに39歳。
恋愛も結婚も完全にあきらめてた頃、再就職した東京の会社で
運命の出会いがありました。
彼女とは別々の部署でしたが、お互いずっと意識していたようです。
恋愛のチャンス到来!と思いきや、いつものパターンならここで躊躇してしまいます。
しかし今回は違いました。ある夜、お互いが残業で遅くなってしまう場面が生まれ、
なんとなく話しかけて、なんとなくお付き合いをすることになりました。
が、しかし…
喜びもつかの間、付き合って半年後、おいらは九州支社に転勤となり、
遠距離恋愛になってしまいました。
その直後から、夜の長電話と寝不足が毎日のように続くことになり、
携帯通話の電話代の請求書を見てビックリ!
あわてて、当時、唯一定額無料通話が可能だった
ウィルコムのピッチを新規契約して、お世話になったことを覚えています。
そして転勤から2か月後、精神的に弱いおいらは再燃してしまいました(情けなー)
そのとき、彼女は長期の有給休暇を無理に取って看病のために九州まで来てくれたのです。
うーん、申し訳なかー(九州弁になってます)
そこで初めて民間療法なるものを教えてもらいました。
当時、お昼は油ものばかりの弁当。そして甘いお菓子の差し入れなど・・・
あまりにもバッドな食事を見かねて「長岡式酵素玄米」を勧められました。
それからお昼は酵素玄米を会社に持参。
また肛門あたりが腫れていたので「黒田式光線療法」を勧めれ、毎日照射。
あとは体質改善のために「ササヘルス」も飲んでみました。
これらの詳細レポートについては、後日あらためてアップしたいと思います。
(こんなおいらのために、ここまでしてくれるのかー?)
この時、ずっと彼女に一緒にいてほしいという思いがどんどん膨らんできました。
しかしここまできて情けないのだが、迷惑掛けながら生きたくない!という気持ちとか
この病気を持った状態で彼女を本当に幸せにできるのだろうか?
心は揺れに揺れまくっていました。
ある日、我慢できなくなって、思い切って聞きました。
「あのさー、今までなかなか言い出せなかったんだけど、結婚したらこの病気で苦労させるから、どうしても結婚に踏みきれないんだ…」
ぐだぐだ言うおいらに対してあっさり一言。
「そんな病気のことなんか全然気にしないよ。私が絶対治すから!。民間療法とかいろいろあるのよ。完治めざして一緒に病気を克服するの!」
(泣き虫のおいらは、涙が枯れるくらい泣いてしまいました。)
そう、彼女自身も、小学生のときに大病寸前のところを、東洋医学の先生に出会い、
食事療法や民間治療でよくなった経緯の持ち主だったのです。
こうして、彼女に説得され(やっぱり情けなー)結婚の決意を固めたおいらは、
ついに長い独身生活にピリオドを打つ日がやってくるのであった。
(続く)