こんな話があります。

イギリスのマッカリン博士は、ねずみを1千匹づつ三群にわけ、
A群はフンザ食(昔ながらの自然穀菜食)
B群はインド食(高カロリー精白食)
C群は現在の英国食(高蛋白、高脂肪食)
を与えて飼育した。
そして2年7ヵ月後(人間では63歳に相当)すべてのねずみを解剖して調べた。
すると、
A群は例外なく健康だった。
B群は様々な病変が起こっていた。
C群は肉体的病変だけでなく行動上の異常-粗暴性を帯び腹いっぱい満腹でも互いに食物を奪い合いついには共食いを始めた。

次は人間の話。

後藤美基というクリスチャンの歯科医が、「暴走族」の青少年たちと「保護観察」ということで、三ヶ月間山の中で共同生活をした。
そこでは、食事は麦飯と野菜オンリーで肉類も与えられなかった。
三ヵ月後にそれらの青少年は、すっかり落ち着き普通の青少年になっていた。

その他アメリカでは、ロバーツ博士が犯罪者のほとんどが低血糖症であること。オハイオ州地裁の首席保護観察官リード女史は、百六人の犯罪者の中に低血糖症が多いことを証言している。
(高尾利数著『砂糖は体も心も狂わせる』<ペガサス社刊>から引用)

低血糖は糖尿病の前段階の症状つまり砂糖の取りすぎが原因です(詳しくは後日アップします)
青少年のいじめ問題や非行、暴力の原因は、普段摂取している食物が悪いことが原因であるといえないだろうか?
たかが食事されど食事なのである。